宮澤賢治オリジナル挿絵シリーズ 「月夜のけだもの」
藤島由美 挿絵原画展
期間 : 2022年11月12日(土)13日(日)
13 : 00〜18 : 00(最終日は17:00まで)
会場:art gallery, on the wind
126年の時を超えて現代の絵本作家・藤島由美がのびやかに描いたプリント・オン・デマンド書籍「月夜のけだもの」の挿絵原画展
宮澤賢治オリジナル挿絵シリーズ「月夜のけだもの」
作:宮澤賢治(詩人、童話作家 1896年8月27日 – 1933年9月21日)
絵:藤島由美 (画家、絵本作家。近刊に
『ベッペじいさんと ねこ』(福音館書店こどものとも)
『じゃがーくん』(福音館書店こどものとも0.1.2.)
『くさかりやぎさんズ』(チャイルド本社おはなしチャイルド)。
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宮澤賢治オリジナル挿絵シリーズ 企画趣旨
のびやかに描いてほしいという願いをこめて、宮澤賢治の童話の挿絵に挑戦したいという作家による本の企画をたてました。賢治は亡くなる前に「『法華経』を千部印刷して知己友人にわけて下さい。『私の一生のしごとは、このお経をあなたのお手もとにおとどけすることでした。あなたが仏さまの心にふれて、一番よい、正しい道に入られますように』ということを書いて下さい。」と遺言したという。賢治の作品世界に通底する「祈り」を表現し、賢治に捧げる作品として上梓いたします。
on the wind
「月夜のけだもの」について
夜の動物園。ちょっと覗いてみたくなるものです。一歩踏み入れれば、一瞬にしてファンタジーの世界に誘い込まれてゆきます。白くま、きつね、たぬき、象…と、登場するクセ者たちを「慈悲」という思想で巧みに束ねているのが、獅子(ライオン)。背景に推移する月光と相まって、『猫の事務所』や『どんぐりと山猫』と同じく、賢治の信仰する法華経の世界観そのものと言えます。
感染症予防対策 :
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